日曜日の、アフタヌーンバカンス。

日曜日、遅い朝ごはんというか早いランチというか、
とにかくゆっくりごはんを食べたあと
ちょっとした片づけものなんかして、
今日はどこへも出かける予定がないなぁという日の午後。
お茶でも飲みながら本を読もうと決めたとき、
ふと思いついてお風呂に入ることにした。
本を読むなら湯舟でゆらゆらしながらも、
いいかもしれないと思ったのだ。

お気に入りのバスミルクを入れて、「ふうーっ」。
カラダがゆるゆるとほどけていく。なんだろう、この開放感。
朝でもなく、夜でもなく、昼日中に入るお風呂。
出かけるための準備とか、1日の汚れを洗い流すとかではなく、
とにかくお湯に手足をのばすだけ。なんにもしない。
そうか、昼間のお風呂って目的がないんだ。
ただただ、のんびり、くつろいでいるだけ。
そう、温泉のあの感じと同じだ。

なんでもない日曜の午後が、ちょっとだけ華やいだ気がする。
特別なことは何もしていない。
いつもと同じようにお風呂に入っているだけなのに、
時間を変えただけで、こんなにも気分が変わるなんて。

勝手に、アフタヌーンバスと名づけてみる。
アフタヌーンティーみたいでいい。ほんのり贅沢な雰囲気も似ている。
アフタヌーンバスは、なんにもしないを、する。
あ、それってバカンスそのものじゃないの。
だったら、これはアフタヌーンバカンスだ。
なんだかひとりでニヤニヤしてしまう、日曜の午後だった。

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