Happy Halloween!

あちこちにカボチャのお化けが出現して、
街はなんとなくオレンジ色に染まってきた。今年も仮装で盛り上がるのかな。
いつの間にか、ハロウィンもすっかり定着してきたみたい。
日本ではお祭り騒ぎの仮装フェスって感じだけど、
もともとは、秋の収穫を祝い悪霊を追い払うという
アイルランド地方に伝わるケルト民俗の宗教行事らしい。

イギリスに留学していたとき、ホームステイをしていた家にも
10月31日には子ども達がやってきた。その頃、仮装はしていなかった。
普段着のまま訪ねてきて、歌をうたったりダンスを披露したりして、
そのごほうびにお菓子をもらって帰るのだ。
はにかみながら歌う子やびっくりするくらい上手に踊る子、
たどたどしく詩を朗読してくれる小さな子もいたりして、すごく可愛かった。
子ども達が歌をうたいながら、さまよう霊魂のために
ソウル・ケーキというお菓子をもらって家々を訪ね歩いた風習が発祥だという。
一生懸命パフォーマンスをしてがんばってくれる子ども達と、
それを心から楽しんで迎え入れる大人達との交流がとてもあったかかった。
最近は、イギリスでもアメリカ流の
仮装して楽しむハロウィンが流行っているみたい。
でも、子ども達が連れ立ってご近所さんを回って歩くのは変わらない。
いつもは扉を閉ざしている家も、子ども達のために笑顔で扉を開ける。
静かな街に可愛らしい歓声が響くと、大人達もきっと心をなごませるだろう。
街にふれあいが生まれて、誰もがほのぼのとした幸福に包まれる。
ハロウィンって、そんな効果があるような気がする。
もちろん仮装イベントも楽しいのだけど、
日本でもそんなハロウィンが浸透したらもっとたくさんの人が楽しめそう。

今年のハロウィンには、姪っ子が遊びにくる予定だ。
カボチャのお化けになってやってくるらしい。姪っ子をだしにして、
普段ごあいさつしかしたことのないお隣さんの家のチャイムを鳴らしちゃおうかな。

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