サンタクロースは、絶対にいる。

クリスマスに向かって、街がきらめきを増す12月。
気持ちはもう、無条件に盛り上がってしまう。
子どもの頃なんて、今年はサンタさんに何をお願いしようかとか、
そもそもサンタさんは今年もちゃんと来てくれるのかとか、
とにかくソワソワ、ウキウキしっぱなしだった。
親たちも、きっといろいろがんばってくれていたんだろうな。

イブの夜、母と一緒に作ったジンジャークッキーを枕元に置いて寝ると、
翌朝には手紙でお願いした通りのプレゼントが届いていて、
空になったお皿の上にクッキーのかけらがこぼれていた。
「サンタさん、クッキーを食べていったんだね〜」と喜ぶ母。
ベランダで帽子を拾い上げて、「サンタクロースの落とし物だ」と
大げさに驚く父。懐かしくて、幸せな思い出だ。
今でもクリスマスがワクワクするのは、きっとあの思い出のおかげだ。
そういえば、アメリカにはサンタ追跡サイトというものがあるらしい。
12月24日、子ども達にプレゼントを届けるため世界中を駆け巡る
サンタクロースの居場所を、リアルタイムで追跡してくれる。
追跡するのは、軍の北米航空宇宙防衛司令部。
北米警戒システムのレーダーや宇宙衛星、戦闘機まで総動員する
力の入れようで、刻々とサンタクロースの現在地を配信しているのだ。
その本気度とリアリティが、すごい。
自分の街に近づいてくるサンタさんを、ドキドキしながら見守る子ども達。
もう、サンタさんの存在を疑う余地なんて、ないよね。

クリスマスに、大人達がここまで一生懸命になるのはどうしてだろう。
自分自身がサンタクロースを信じていた頃の、幸せな記憶がそうさせるのかな。
自分が味わったあの温かな幸せを、子ども達の心にも同じように届けたいから。
だとしたら、クリスマスは大人から子どもへと
愛が連鎖する最高に幸福な日なのかもしれない。
やっぱり、サンタクロースは絶対にいてくれないと困るよね。

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