夏の夜は、かき氷で乾杯!

大きなプロジェクトがうまくいって、チームのメンバーで打ち上げに繰り出した。
食事が済むと、「かき氷を食べに行こう!」とマネージャー。
えっ、今から!? 確かにムシムシとして暑苦しいけれど、もう夜も大分深い。
「そんな店、まだ開いているんですか?」誰かが言う。

マネージャーが自慢げに連れてきたのは、渋いバーだった。
カウンターの向こうには、見たこともないリキュールがずらりと並んでいる。
店内を見回してみても、かき氷を食べている人なんて1人もいない。
戸惑いながら、とりあえず奥のテーブル席にみんなで座る。
マネージャーは顔なじみのようで、カウンター越しに
バーテンダーと親しげにしゃべってからテーブルにやってきた。
「結局お酒じゃないですか。だましましたね?」と笑いながら先輩の女性。
スイーツで誘って、まんまと2次会に連れてきたのではないかと疑っている。
マネージャーはニヤニヤするばかりで、否定しない。
どうやら既にオーダーを入れていたらしく、人数分のグラスが運ばれてきた。
大ぶりのシャンパングラスに、赤やグリーンのシャーベット状の氷。
それぞれにミントとフルーツ、そして短いストローが2本添えられている。
「ライム、ストロベリー、バナナ、ピーチ、キウイ、好きなものをとって」
と得意げなマネージャー。フローズン・ダイキリだという。
ホワイトラムがベースのカクテル、ダイキリにクラッシュドアイスを加えて
ミキサーにかけたフローズンタイプ。イチゴやバナナなど好みのフルーツで
バリエーションが楽しめる、と嬉しそうに説明してくれた。
ルビー色のストロベリーは見た目も可愛らしく、甘くとろりとした食感。
口の中に広がる心地いいひんやり感は、確かに粋な大人のかき氷だ。

フローズン・ダイキリから始まった大人のかき氷パーティーは、
フローズン・マルガリータ、フローズン・モヒートとおかわりを連発しながら
大いに盛り上がった。夏の夜は、こんなかき氷もいいね。
ただ、帰る頃には、みんなの足もとはかなり怪しくなってしまっていた。
フローズンカクテルが、どれも強いお酒だということを忘れてた!

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