スキンケアの、本当のパワー。

夜の風に、かすかに秋の気配が漂いはじめている。
暑すぎた夏も、ようやく終わりが近づいているのだろうか。
いつもなら淋しくて仕方ないのだけど、今年はちょっとホッとしてしまう。
じっとりとからみつくようだった空気も、心なしかカラリとしてきた。
ただ、そうなるととたんに気になることが・・
あれっ、頬のあたりがカサッとしてない?しかも、全体的にくすんでいるし。
鏡の前で、深々とため息をついてしまう。

「海だ、フェスだ、プールだって、太陽を浴びすぎたんじゃない?」
たまたま遊びに来ていた姉にズバッといい当てられる。
確かにその通り。わかっていることなのに、ついついケアを怠って
夏の終わりが近づくと毎年必ず後悔しているのだ。
夏疲れしたこの肌、なんとかしなくちゃマズイ!
とりあえず保湿だよね。ローションをたっぷり使って、顔全体にひたひた。
「しみこめ、しみこめ」肌にいい聞かせながら、手のひらで頬を包み込む。
そのまま大きく息をすると、ローションのやわらかな香り。
もちろん、パックもしておかなくちゃね。
シートマスクをつけてソファでくつろぎながら、
美容液が浸透していくのを待つ。ふぅー、ひんやり感が気持ちいい。
スキンケアに時間をかけるなんて、久しぶりだな。
肌にいいことをしていると思うだけで、もうキレイになっていく気がする。
「うらやましいくらい、単純な性格だよね」と姉。
「でも、意識してじっくりスキンケアすると、幸福感は高まるらしいよ」
そうなんだぁ。確かに、なんだか心が癒されていく。

スキンケアって、水分や油分を補って肌を整えていくだけじゃなくて、
ケアする時間そのものを楽しむことでもあるような気がする。
自分の肌の感触を確かめたり、ゆっくりと香りやテクスチャーを感じたり。
ケアを楽しむ心の余裕が、幸福感を高めてくれるのかな。そういう幸せな時間の
積み重ねこそが、肌をキレイにしていくのかもしれないね。

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